クリティカルシンキング学んでみた Part1〜論理的思考〜

目次

なぜ学ぶのか?

  1. 最近「グロービス学び放題」(下記参照)を勧められ、10日間の無料期間中に人気講義という「クリティカルシンキング」を受講してみたかったから
  2. 元々、自分自身「論理的思考力」に弱点があったと自覚していたため

gce.globis.co.jp

なぜアウトプットするのか?

  • 学んだ原理原則をアウトプットを通じて再編集し、自己理解を促すため

コンテンツ

なぜ「論理思考」が必要なのか

  • クリティカルシンキングとは
    • 物事を適切な方法で、適切なレベルまで考えること
  • それを通してできるようになること
    • 新たな目線で考えることが出来、思いつかなかった機会や脅威に気がつく
    • 相手の発言や前提を理解することが可能
  • 3つの基本姿勢
    • 目的志向
    • 自他の「思考の癖」を意識する
    • 常に「それど本当に良いか」問い続ける

ピラミッドストラクチャーとは

  • 主張とその根拠の論理構造を明快にする考え方
  • 利用のメリット

    • 作成者自身が「論理の妥当性」をチェックできる
    • 聞いた相手も、論理の流れと結論を理解しやすい
  • ピラミッドストラクチャー図解
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  • ピラミッドストラクチャー作成方法
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1. イシューを特定する
  • イシュー=「考えるべき課題」
  • 「イシュー」を見定め、認識する
    • 解くべき問題が正しくなければ、正しい解決策は出てこない
    • 考える前には、はじめに「イシュー」を明確にすること
  • イシュー特定の留意点
    • 疑問文の形にする
    • 解決策は具体的に考える
    • 一貫して「イシュー」を明確に押さえ続ける
2. 論理の枠組みを考える
  • 枠組み=「イシューで考えるべき論点のセット」
    • メリット
      • MECE(もれなく、だぶりない)考えができる
      • 説明しやすい
      • 納得感を得やすい
    • 作り方
      • 1)既存のフレームワークを流用する
      • 2)自分で考える
        • 具体的なアイデアや解決策を列挙する
        • そこから抽象度を上げて論点をまとめる
        • 「イシューに対する論点全てに答えられるか」を検証する
        • 足りない論点を追加する
    • 論理の枠組みに関する留意点
      • 論点は「疑問文」にする
      • 論点の「粒度・抽象度」をあわせる
      • イシューにふさわしい枠組みを選ぶ
        3. 主張を根拠で支える
  • 主張を適切な根拠で支えることで、主張が説得力を持つ

    • 各根拠や主張との関係に対して「だから何?」と問うことで根拠を検証できる
  • ピラミッドストラクチャーの全体イメージ f:id:Aizack:20200909153142j:plain

論理展開の落とし穴(1)〜演繹法

  • 論理展開とは
    • 「なぜその結論が言えるのか」を示す、事実や前提の組み立て
    • 論理展開が正確だと、お互いが情報を正確に共有でき、話がスムーズになる
  • 演繹法
    • 2つの情報を関連付けて、そこから結論を導き出す思考法
    • 落とし穴
      • 「ルールとケースがミスマッチ」すると、適切でない結論が導かれる
      • 「隠れた前提」が存在すると、正確に情報を伝えることが出来ない

論理展開の落とし穴(2)〜帰納法

  • 帰納法
    • 観察される複数の事象の共通点から、ルールや結論を導き出す思考法
    • 落とし穴
      • 正しい結論を導くためには「ある程度の知識」が必要
      • 「軽率な一般化」から間違った結論が導き出される