職務経歴書をMarkdownで書いてPDF化、そしてGitHubで管理する

1. あなたは誰?

twitter.com
Aizack(@ykokubo09)と申します。
SIerシステムエンジニアとしてPMOや設計・オフショア開発のブリッジSE、あとはほんの少しのプログラム開発をしていました。
現在は、エンジニアの経歴を活かしてお客さんおよびエンジニアさんの支援ができる仕事を探して転職活動中です。
もし、この記事を読んで経歴書欲しい、興味あるからはなしてみない?という企業さんいらっしゃればTwitterで連絡ください。

2. なぜ職務経歴書Github管理するの?

理由は1つ、「経歴書を自分にとって効率良い方法でバージョン管理したいから」です。
元々経歴書はOneDriveにMSWord形式保存していたのですが、GitHubのように文字単位のバージョン管理ができませんでした。
そこで、プライベートで使い慣れたGithubで管理したいと考えました。
ついでに言えば、Wordで文書を装飾するのに慣れていないので、Markdownで書きたいなと思ってもいました。

3. その管理方法

そこで、情報を収集し、下記の参考文献の情報を基にやるべきことを整理しました。

現在行っていることはシンプルで、下記3つの作業です。

  1. 経歴書をMarkdown形式で書く
  2. MarkdownをPDFに変換*1
  3. 2つの形式の経歴書両方をGitHubリポジトリに保存する

経歴書をMarkdown形式で書く

f:id:Aizack:20210522133834p:plain
Markdownで書いている経歴書

MarkdownをPDFに変換

f:id:Aizack:20210522134610p:plain
CLIでモジュールの起動コマンドを実行するとMarkdown経歴書がPDFに変換される

2つの形式の経歴書両方をGitHubリポジトリに保存する

f:id:Aizack:20210522135134p:plain
経歴書のMarkdownとPDFの保管リポジトリ

4. やってみた感想

シンプルに楽です。一旦、これまで慣れないWordでの気苦労*2がなくなりました。
メリットとしては下記があります。

  • 当然ですが、文字単位でバージョン管理できる

  • Markdownの記法、レイアウトで文書表現ができる*3

  • PDF化するモジュールが配布されているのでCLIでPDF化できる

  • Markdownにスタイル調整の記述をすればPDFのレイアウトに反映される

正直今はデメリットをほとんど感じていないのですが、あるとすれば下記位でしょうか。

  • MSWord程、自由にレイアウトできない*4
  • PDFでの提出が認められない場合は経歴書が使えない *5

5. 今後やってみたいこと

  • 英文経歴書(resume)の作成、および同様にGitHub管理

学生時代フィリピンに交換留学に行っていたり、ベトナムとのオフショア開発でブリッジSEを務めていたりという経験から、外資や英語を活用する企業も視野に入っているため、英文経歴書も和文同様作成・管理してみたいなとも考えています。現在、英文経歴書は作成中。

  • GitHub Actionsを利用した経歴書の定期更新リマインダー設定

ryo_kawamataさんの記事「GitHubの機能をフルに使って職務経歴書の継続的インテグレーションを実現する」に載っていた方法で、継続的に経歴書をアップデートする圧力を自身に掛け続けるという良い考えなので、真似てみたいと思っています。*6

6. 参考文献リスト

*1:npm moduleとして公開されているmd-to-pdfを利用

*2:これが本当に大きい…Word慣れてないので辛かった…

*3:MSWordよりMarkdownに馴染みのある人には嬉しい

*4:といっても、経歴書なのでレイアウト沢山することはないで個人的にデメリットにはなりえず…

*5:まぁ、そんな企業今どきあるのか?って思いますが…

*6:まずはGitHub Actionsを学ばなくては…